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オンライン内見の5つの注意点を解説|不動産のプロもおすすめのリモートお部屋探しのやり方!

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「オンライン内見で見たときと実際のイメージが違った」「担当スタッフが冷たかった」「時間になっても連絡がない」

便利な不動産サービスとして注目を集めているオンライン内見ですが、SNSではよい話もあれば、悪い話を目にすることもありますよね。

2020年、新型コロナウイルスが流行してから、時代はオンラインでのやり取りへと大きく変わっていきました。

オンライン飲み会やリモートワークの推奨、そして今となっては不動産業界にもオンラインサービスが導入され始めています。

一見便利に聞こえる「オンライン内見」ですが、失敗しないためにはどうするべきなのでしょうか?

今回は、ネット上で見かけるオンライン内見のデメリットや、注意点について徹底解説していきます。

オンライン内見の利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

オンライン内見は怖い?|巷で囁かれるデメリットのウソホント

SNSや口コミで次のようなオンライン内見のデメリットを見かけます。

  • オンライン内見では分からないことも多い
  • 対応してもらえる不動産屋が少ない
  • 映像の乱れなどのトラブルもある

デメリットさえなければ、時間の短縮ができて、遠方でもスムーズにお部屋探しができる嬉しいサービスですよね。

ここではネット上で見かけるデメリットについて、嘘か本当なのかを踏まえたうえで、トラブルを回避するポイントをお伝えしていきます。

デメリットの多くは、事前の確認不足や、遠慮をして担当スタッフさんに聞けなかったことに起因するものです。

簡単なポイントを抑えて、安心の物件探しをしましょう!

オンライン内見では分からないことも多い

オンライン内見で分からないこととして主に挙げられるのは、「匂い」や「騒音」、「周囲の環境」など、個人の感覚や実際に目にしなければわからないものであることが多いです。

その他にある失敗例として「洗濯機の幅」や荷物搬入の際の「ドアの幅」といったこともあります。

これらのデメリットは本当のことでもありますが、不動産会社の担当スタッフへ事前にしっかりと確認をしておくことで、ほとんどの疑問を解消することができます。

対応してもらえる不動産屋が少ない

オンライン内見のサービスを導入している不動産会社は増えてきていますが、まだまだ数としては少ないのが現状です。

不動産会社では、既にオンライン内見サービスを取り入れているところもあります。

その中でも特に注目されているのが、オンラインに特化した不動産賃貸サービス「RoomPa(ルムパ)」です。


スムーズなやり取りや交通費の削減など、オンライン特化ならではのメリットが詰まった賃貸サービスの展開も始まっています。

「RoomPa(ルムパ)」は相談から契約までオンラインで完結ができ、23時まで利用可能なLINE相談サービスに対応しているのも魅力です。

オンライン内見に対応している不動産会社が少ない中でも、オンラインでの物件探しを得意としたサービスが誕生しているのは嬉しい発展ですよね。

映像の乱れなどのトラブルもある

画質が粗い、画面の手ブレなど、オンライン内見に使用する端末によっては、利用者にとってストレスとなるようなトラブルがあるのも事実です。

こういったトラブルは、オンライン内見の導入に慣れていない不動産会社や、物件周辺の電波、そして利用者側の通信環境にもよるものもあります。

事前に担当スタッフへ、映像がきちんと見られる環境であるかどうかを聞いておくのがベストです。

以下の記事では、オンライン内見を実際に利用した人の口コミをまとめています。気になる方はご覧になってみてください。

参考

オンライン内見は怖い?|やってみた感想とネット契約の3ステップを徹底解説ATTO!|不動産情報メディア

オンライン内見に失敗しないための5つの注意点

「忙しい」「遠方でなかなか現地に足を運べない」

だからといって、この先長く住む物件を内見せずに決めて後悔はしたくないですよね。

オンライン内見は、これから紹介する5つの注意点を守るだけで、入居後のギャップによるトラブルや失敗を避けることができます!

オンライン内見の5つの注意点

  • 事前に聞くことを整理しておく、チェックポイントを抑えておく
  • 当日は顔出しできるように準備しておく
  • 事前に間取り図を見ておく、長さなど数値として知りたい情報は前もって伝えておく
  • ネット環境やWeb会議アプリの動作は事前に確認しておく
  • 要望は遠慮せずスタッフさんに伝える

難しいことはとくにありませんので、参考に見てみてくださいね。

事前に聞くことを整理しておく、チェックポイントを抑えておく

契約をしてから不満に気が付くと、トラブルの元になってしまいます。オンライン内見を始める前に、気になる事を整理をしておきましょう。

オンライン内見では、Webカメラの視野範囲内のみが見られるため、色んな点を見落としやすいのが難点です。

営業担当者にカメラを向けてもらう必要があるので、事前に質問項目を整理しておくことで見落としを減らしましょう。

知りたい情報を事前に紙にリストアップし、そのリストを参照しながら進めることが適切ですね。

契約後に気が付いて利用者の不満に繋がってしまう例

・洗濯機置き場の幅が狭く、新たに買い替えなければいけなくなった

・床の質感が思っていたものと違った

・周辺の騒音が気になってしまう

・室内の匂いが気になる

・各部屋を繋ぐドアの幅が狭く、家具を入れられなかった

・テレビアンテナを繋ぐ場所が思っていた箇所と違っていた

このように、事前に確認を行わなかったことで、思わぬ誤算を生んでしまう事例があります。

思い通りのお部屋に住むためにも、室内の広さや雰囲気だけでなく、実際に住むことを想定した時の疑問を書き出しておくのがおすすめです。

また、オンライン内見を円滑に進めるためには、事前にチェックすべきポイントを理解しておくことが重要です。

ここでは、場所ごとに具体的な要素を説明しています。

【事前チェックポイント】

玄関周辺 玄関周辺

「ドアの幅」、「通路の広さ」、「インターホンの状態」などが主な確認項目です。

特に大型家具の運搬が必要な場合は、ドアのサイズを事前に測ってもらうと良いでしょう。

シューズボックスが設置されている場合、扉の開閉方法や収納容量を実際に確認しておきましょう。

リビング・寝室

部屋の広さだけでなく、柱の位置や収納スペースのサイズ、ドアの開閉方法もチェックしましょう。

さらに、コンセントの数や位置、テレビの接続端子の場所も、家具配置に影響を与えるため、内見の際に確認しておくことも大事です。

水まわり 水まわり

各設備の大きさや高さが主要な確認ポイントです。

特に女性の場合、「キッチンの作業台が高すぎて使いにくい」や「吊り戸棚に手が届かない」などの問題が生じることがあるため、サイズの測定をお願いしましょう。

水まわり

汚れや臭いが付きやすい箇所なので、遠慮なく現状を尋ねることが大切です。

共用施設

セキュリティ設備の有無、防犯カメラの向き、郵便受けの大きさなどが主な確認ポイントです。また、駐車場や駐輪場が利用可能な場合は、映像を通じてスペースの大きさや利便性を確認しましょう。

他の入居者のマナーを把握したい場合、「ゴミ置き場の利用状況」や「郵便ポスト周辺の様子」も重要な視点となります。 整理整頓されているか、また無秩序にゴミが捨てられていないかを確認することで、同じ建物の入居者のマナーレベルをある程度把握できます。

周辺環境

オンライン内見では、物件周辺の環境もチェックしましょう。

最寄りの駅やバス停、コンビニ、スーパー、公園などのアクセスや距離を確認することで、生活しやすさを判断できます。 また、物件周辺の騒音や治安の情報も重要です。不動産会社に尋ねることで、安心して入居できるかどうかを判断しましょう。

当日は顔出しできるように準備しておく

オンライン内見では、現地での内見と同じように顔を合わせて行うことがあります。

身だしなみを整えていないからといって断られるようなことはもちろんありませんが、担当のスタッフさんもお仕事で現地まで足を運びますので、突然の顔出しにも対応できるように準備をしておくとお互いに気持ちの良いやり取りができるでしょう。

顔出しに抵抗があるという場合には、事前にお伝えしておくとよいですね。

事前に間取り図を見ておく、長さなど数値として知りたい情報は前もって伝えておく

オンライン内見を行う前には、必ず間取り図を確認しておきましょう。

オンライン内見中も手元で見られる状態にしておいて、ベッドやデスクの設置場所を想像しながら臨むことがおすすめです。 家具の配置を事前に考慮すると、生活スタイルを具体的にイメージでき、オンライン内見時に尋ねたい点も自ずと見えてきます。

また、各スペースの幅などの長さも非常に大切になってきます。

「実際に入居してみたら洗濯機の幅が置き場と合わなかった」

「ソファを置いたら思ったよりも狭くなってしまった」

このような誤算を生まないためにも、数値的な情報は知っておきたいところです。

例えば…

・カーテンレールの幅

・窓の大きさ

・洗濯機置き場の幅や奥行き

・ソファやベッドを置くような場所の広さ

具体的な数値は、住みたい物件候補に入っている場合であれば尚更、確認しておくべき情報です。

オンライン内見の前に担当スタッフさんへお伝えしておくことで、内見当日に測ってくれたり、メッセージのやり取りの中で教えてもらうことができます。

置きたい家具が決まっている場合には事前に伝えておきましょう。

ネット環境やWeb会議アプリの動作は事前に確認しておく

オンライン内見のデメリットとして、「映像の乱れ」といったトラブルの例を紹介しました。

映像の乱れは、担当スタッフ側か利用者側のどちらかに問題があることが考えられます。

可能であれば、使用するアプリの指定がある場合には上手く動作ができるかどうかを確認しておくと安心です。

また、ネット環境についても電波が通っているかということは最低限確認しておくとよいでしょう。

要望は遠慮せずにスタッフさんに伝える

実際にオンラインでの内見を行うときに、お部屋の気になる箇所があれば遠慮なく担当スタッフさんに聞きましょう!

例えばキッチン周りの引き出しや、寝室クローゼットの中など、物件写真ではわからなかった細かい部分も見ておきたいところですよね。

外の景色、ベランダの外の音なども実際に映してもらうと、よりイメージとのギャップも少なく安心して入居ができます。

逆にオンライン内見では把握しにくい要素もいくつかあります。

例えば、以下のようなものが考えられます。

・実際の騒音、振動、悪臭

・日差しや室内の温度感

・携帯電話の電波状態

・室内で歩いた感覚

・扉や窓を開閉する際の操作感

・Webカメラで捉えられない細かな傷や汚れ

上記のような点が気になる場合は、最終的には実際に現地での内見を行うことが望ましいでしょう。

不動産のプロもおすすめするRoomPa(ルムパ)で行う!WEB完結のお部屋探しのやり方

ここでは冒頭で少し触れたオンライン不動産サービス「RoomPa」を例にして、物件の相談から入居までWEB完結ができるお部屋探しのやり方について解説します。

「RoomPa(ルムパ)」とは?

・23時まで気軽に利用ができるLINE相談

・物件の相談から契約まで、全てオンラインで完結できる不動産賃貸サービス

2021年8月時点、サービスリリースから僅か5か月で利用者6,000名以上を超え、さらに2021年8月時点にはTikTokのフォロワーが約7万人を突破した、今注目のオンラインに特化した不動産会社です。

【物件選び】ヒアリングした条件からおすすめ物件を提案してもらえる

RoomPaでは、23時までの間いつでも利用ができるLINEの登録から始まります。

10分程度のヒアリングから、すぐに希望の条件に沿った物件を提案してもらえるので、忙しくて時間がとれない方にもおすすめです。

ヒアリングの時間帯についても、11時から23時と幅広い時間帯の中で指定ができるほか、LINE登録後すぐにお願いすることもできます。

さらにRoomPaは、一人暮らしの物件はもちろん、同棲向けの物件も豊富に取り扱っているので、パートナーとの引っ越しを考えている方も納得のいくお部屋探しができるでしょう。

【内見】もちろんオンライン内見可能!物件情報をみながら解説が受けられる

オンラインサービスに特化しているRoomPaでは、オンラインで内見を行います。

もちろん「内見だけは現地で行いたい!」という方は現地での内見も可能です。

オンライン内見の日時を決めたら、実際にネット環境を使って内見を行います。

当日までにメッセージで届く案内に目を通しておきましょう。

LINE相談のときに見せてもらった物件情報を見て、実際に内見を行いながら担当スタッフが解説をしてくれますので、目に入って気になることがあれば遠慮なく聞いてみましょう。

それ以外にも、事前に用意しておいた疑問は、内見のタイミングで聞いて解決しておくことで、安心して契約に進むことができます。

【契約】気に入った物件をネット契約

オンライン内見をした物件が気に入ったら、契約へと進みます。

RoomPaでは、契約もすべてオンラインで完結することができるので、「遠方在住によって交通費がかかる」という方でも安心ですね。

重要事項の説明を受け、契約内容に合意をすることで、念願の物件契約が完了です。

契約の際には「IT重説」を受ける必要がありますので、次の項目でわかりやすく説明をしていきます。

【入居手続き】IT重説を設定してもらう

賃貸物件では、オンライン内見だけでなく、IT重要事項説明(IT重説)も普及しています。

借主に対する重要事項説明は法律上必須であり、テレビ会議システムなどのIT技術を利用したオンラインによる重要事項説明が認められています。

IT重説は、賃貸借契約を結ぶ前に借主の意思決定の参考となるために実施されます。

賃貸物件に関するIT重説は2017年10月から始まっており、新型コロナウイルスの感染拡大以前から実施されていました。当初は普及しなかったものの、新型コロナウイルスの影響でIT重説が急速に広まりました。

特にオンラインでの物件契約には「IT重説」を受けることが必須です。IT重説とは、物件契約の際に専門の資格を持ったスタッフから、契約に関する重要事項をオンラインミーティングで行うことを指します。

WEB完結が可能なRoomPaはもちろんIT重説にも対応しているので、契約日時と同時にIT重説の設定をしてもらいましょう!

言葉だけを聞くと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、重要事項の説明を聞くだけなので、利用者が何かをする必要は特にありません。

注意点を把握して失敗を回避|安心快適なリモートお部屋探しをしよう!

今回はオンライン内見のデメリットと、最近注目されているWEB完結の物件探しの流れについて解説しました。

デメリットや大きな失敗は、事前に準備をしておくだけで解決できるものが大半です!

気になることは担当スタッフさんに遠慮なく聞いて、小さな疑問も解消するようにしましょう。

お得な物件契約をお求めの方は、ぜひ気軽にLINE相談を送ってみてくださいね。

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