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【実録】賃貸の初期費用を値下げ交渉するポイント4選|タイミングと値下げ可能な項目を大公開

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賃貸物件を借りる際に、初期費用を交渉することで値下げできる場合があることをご存知でしょうか?

「何だか難しそう」

「印象が悪くならないの?」

「何をどう交渉していいかわからない」

わからないことだらけのお部屋探し、いきなり「交渉」といわれてもピンとこないでしょう。

今回は、初期費用を項目ごとに確認したうえで、初期費用を交渉するための時期やタイミングなどを詳しくご説明します。

あなたに代わって初期費用を交渉してくれるおすすめのサービスもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。

不動産賃貸サービスの「RAGY(レイジー)」を利用することで、初期費用の交渉を簡単に進めることが可能です。

手間をかけずに初期費用を抑えたい方は、23時までLINEでの相談が可能な 「 RAGY(レイジー) 」 に問い合わせることをおすすめします。

目次

交渉によって初期費用を減らし、お得に新生活をスタートさせましょう。

賃貸物件にかかる初期費用を詳しく解説

まず、賃貸物件の初期費用を交渉するためにも、初期費用についてしっかりと理解しておきましょう。賃貸物件にかかる初期費用にはいくつかの項目があり、交渉しやすい費用とそうでない費用があります。

交渉しやすい費用に狙いを定めて交渉を行うことで、より成功率が上がるでしょう。

賃貸物件にかかる初期費用は主に10種類

賃貸物件の初期費用はいくつかの項目に分かれています。各費用の特徴をまとめましたので、しっかりと把握しておいてください。

費用名特徴
敷金家賃の滞納時や退去時のクリーニング代などに充当。家賃の1~2ヶ月分が相場
礼金物件の契約が決まった際の謝礼の意味合いがある。家賃の1~2ヶ月分が相場
仲介手数料不動産屋に物件探しの手数料として支払う。家賃の0.5~1ヶ月分が相場
日割り家賃物件に入居した月の家賃を日割り計算で支払う。家賃÷その月の日数×入居日数で算出
前家賃物件に入居した翌月分の家賃をまとめて支払う。入居日によっては発生しない
火災保険料2年更新で1~2万円が相場
保証料入居時に支払い。家賃の0.5~1ヶ月分または1~3万円など会社により異なる
消毒代物件に入居する前の害虫駆除などの費用。1~2万円が相場
24時間サポート代住居のトラブルに24時間対応。2年更新で1~2万円が相場
鍵の交換代防犯目的などで鍵を交換する費用。原則として入居者負担で1~2万円が相場

相場から初期費用をシミュレーション

上記でご紹介した費用一覧をもとに、初期費用をシミュレーションしてみましょう。

仮に、家賃7万円の物件に以下の条件で入居した場合で計算します。

  • 敷金・礼金:それぞれ家賃の1ヶ月分→7万円×2=14万円
  • 仲介手数料:家賃の1ヶ月分→7万円
  • 日割り家賃:15日に入居したと仮定→7万円÷30日×15日=3万5,000円
  • 前家賃:引き落としの手続きが間に合わないため支払い→→7万円
  • 火災保険料:物件の指定したプランに加入→2万円(2年間有効)
  • 保証料:物件の指定する保証会社に家賃の50%分を支払い→3万5,000円
  • 消毒代:サービスを利用するので支払い→2万円
  • 24時間サポート代:サービスを利用するので支払い→2万円(2年間有効)
  • 鍵の交換代:オートロック用のディンプルキー→2万円

この物件にかかる初期費用を合計すると、43万円です。

では、同じ物件で初期費用の交渉を行うとどうなるでしょうか。

ここでは業界最安値の初期費用を実現するサービス「 RAGY(レイジー) 」に気になる物件の見積書を提示して、交渉した例を参考に算出します。

  • 敷金・礼金:それぞれ家賃の1ヶ月分→7万円×2=14万円
  • 仲介手数料:管理会社から広告費をもらっているので0円になったうえにキャッシュバックが発生→-11万5,000円 

※物件の広告費によってキャッシュバックされる金額は異なります

  • 日割り家賃:15日に入居したと仮定→7万円÷30日×15日=3万5,000円のまま
  • 前家賃:引き落としの手続きが間に合わないため支払い→→7万円のまま
  • 火災保険料:任意での選択に切り替えて安いプランに加入→1万円(2年間有効)
  • 保証料:担当スタッフの交渉によって値下げ→2万円
  • 消毒代:不要と告げて施工なしに→0円
  • 24時間サポート代:不要と告げて未加入に→0円
  • 鍵の交換代:交渉により大家さん側の負担に→0円

交渉の結果、当初の43万円から16万円と30万円近くも減額することができました。

もちろん、必ずしもシミュレーション通りに減額できるわけではありませんが、要望次第では初期費用を安くすることは可能です。

一人暮らしを始める際には、引っ越し代なども初期費用に加算されるため、物件の契約にかかる初期費用はなるべく安くしておきたいところです。

賃貸物件で初期費用を交渉するための7つのポイント

賃貸物件の初期費用を安くすることで、大幅な費用の節減も見込めることをご説明しました。ただし、本来かかるはずの費用を減額してもらうため、むやみに交渉してもよい結果は得られないかもしれません。

ここでは、賃貸物件の初期費用を交渉するためのポイントを以下の7つご紹介します。

  • 初期費用を交渉する時期を絞る | 5~8月が交渉のベストシーズン
  • 初期費用を交渉するタイミングを見極める | 契約の直前が有効
  • 初期費用を複数の不動産屋で確認する | 物件見積書を有効活用
  • 初期費用を交渉は相手のメリットも考える | とにかく頼み込むのは逆効果
  • 初期費用交渉はメールを活用| メールで丁寧に初期費用について相談
  • 初期費用の安さを条件にする| 初期費用が少ない物件を探してもらえるように依頼
  • 家具・家電付きの物件を探してもらう | 物件の契約とは直接関係のない費用を節減

順にご説明しましょう。

初期費用を交渉する時期を絞る | 5~8月が交渉のベストシーズン

大学進学や就職などを機に一人暮らしを始める方も多く、多くの方が4月の入学・入社にあわせてお部屋探しを行います。

1~3月ごろは不動産業界が最も活発になる時期で、入居希望者の競争率もピークを迎えます。ハイシーズンである時期に交渉を行っても、真剣に取り合ってもらえず、ほかの入居希望者に物件を先取りされてしまうかもしれません。

逆に、賃貸物件への入居もひと段落して市場が落ち着き始めた5月の連休明けや、夏場の暑い時期はお部屋探しをする方も少数です。

不動産業界の閑散期ともいえるシーズンなので、担当者とじっくりと交渉を行うことができます。

また、管理会社や大家さんとしては空き部屋を埋めたいという心理もはたらきやすくなります。空き部屋を埋めるために、ハイシーズンよりもゆるい条件で入居できる可能性があるのです。

なお「 RAGY(レイジー) 」では、担当スタッフが管理会社と初期費用に関する交渉を行い、格安の初期費用を実現します。豊富な経験や知識を持つスタッフが交渉をしてくれるため、お部屋探しの時期を問わず、初期費用を安く抑えられます。

初期費用を交渉するタイミングを見極める | 契約の直前が有効

賃貸契約前に初期費用の交渉を行うのが最適

賃貸物件に関する初期費用の交渉に適したタイミングは、「賃貸契約を締結する直前」です。

契約が成立した後では、(契約内容を変更することはできますが)一度合意した内容の変更になる為、変更に関する各種費用を支払う必要があるかもしれません。

一方、賃貸契約の締結前であれば、契約がまだ成立していない段階なので交渉がスムーズに行えます(「初期費用を減らしてもらえたら、賃貸契約を締結する」といった、借り手側が積極的に交渉できる立場を取りやすいです)。

「費用が納得できなければ、他の不動産会社を探してください」という態度を持つ不動産会社もありますので、初期費用の交渉を前提とする場合は、小規模な不動産会社か、初期費用の交渉に応じる旨が明示されているサービスを利用することが重要です。

但し、交渉のタイミングが早すぎると逆効果になる可能性があります

初期費用の交渉は早ければ良いというものではなく、逆に値引きが難しくなり、丁寧な対応が受けられなくなることもあるので注意しましょう。 不動産会社にとって大家も大切な顧客であるため、まだ入居を決めていない物件の値引きについて問い合わせることは難しいでしょう。

初期費用を複数の不動産屋で確認する | 物件見積書を有効活用

同じ物件であっても、複数の不動産屋が取り扱っているケースは珍しくありません。2社以上の不動産屋で問い合わせることで比較ができ、初期費用の交渉もしやすくなるでしょう。

先ほど述べたメールでの見積書は複数の不動産屋と交渉する際にも有効です。

まず、気になる物件を取り扱う不動産屋に見積書をメールで送ってもらいます。見積もりを拒否する業者はまずいないので、問題なく返事はもらえるでしょう。

次に、連絡した不動産屋とは別の不動産屋でも入居したい物件を取り扱っていた場合、見積書をもとに交渉するとよいでしょう。

例えば「A社では仲介手数料が1ヶ月分となっていますが、もう少し安くできませんか?」といったように交渉したい費用を明確に示すことがポイントです。

なお、「 RAGY(レイジー) 」では物件見積書をもとに仲介手数料やそのほかの初期費用項目の見直しを行うこともできます。複数の不動産屋を訪ねるよりも手軽に、初期費用を業界最安値に抑えることが可能です。

初期費用を交渉は相手のメリットも考える | とにかく頼み込むのは逆効果

初期費用を交渉する際のスタンスも大切です。「とにかく安くして」という交渉の仕方だと、「お金に困っている=支払いが滞りそう」とマイナスな印象を持たれがちです。

不動産屋は他社には契約を取られたくなく、大家さんや管理会社は物件に空きを作りたくないという事情があります。

「○円であれば費用をすぐに一括で支払います」「この費用を値引きしてくれるならすぐに契約します」など、きちんと相手にもメリットを提示しましょう。

また、不動産屋のスタッフを味方につけておくことも重要です。担当者の心象をよくするためには、あくまでも「お願い」のスタンスを取りましょう。

横柄な態度で交渉してしまっては、成果が出ないばかりか、いい物件を紹介してもらえなくなる可能性もあります。

初期費用交渉はメールを活用| メールで丁寧に初期費用について相談

〈メールで賃貸の初期費用交渉を行うメリット〉

コロナ禍の影響で、不動産会社との直接対面での交渉が難しくなることから、メールを利用したやりとりが増えていますが、賃貸物件の初期費用の交渉にも、メールを効果的に活用することができます

不動産会社とメールでやり取りを行うと、交渉内容が記録として残るため、トラブルが起こりにくくなります

初期費用の交渉時には、確認事項が多く、記憶が曖昧になりがちですが、メールを利用すれば過去のやり取りを確認できるため、「言った・言わなかった」の問題を解消できます。

また、直接伝えにくい内容も気軽に切り出すことができます。

初期費用をできるだけ安く抑えたいと考えていても、実際に「値下げしてください」と直接伝えるのは難しいと思います。しかし、メールであれば、ストレスを感じずに交渉できます。

初期費用の安さを条件にする| 初期費用が少ない物件を探してもらえるように依頼

特に初めてのお部屋探しでは、「値引きの交渉」と聞くとハードルが高く感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特定の費用に対して交渉することに抵抗がある方は、発想を転換し「初期費用が安い物件を探している」などと相談するのもよいでしょう。

スタッフに事情を説明することで、敷金・礼金が0円の物件や家賃が一定期間0円になるフリーレントなどを優先的に紹介してくれるでしょう。

交渉に対して抵抗がある方や自信のない方には特におすすめです。

「 RAGY(レイジー) 」では担当スタッフが管理会社と交渉を行い、格安の初期費用を実現します。専門的な知識にもとづいて交渉を行うため、一般の方が交渉するよりも結果が出やすいのが特徴です。

家具・家電付きの物件を探してもらう | 物件の契約とは直接関係のない費用を節減

初めての一人暮らしでは、物件の契約にかかる費用のほか、家具・家電を購入する費用も必要となることが多いです。

家具・家電はひと通りのものを揃える場合、およそ15万円が必要となるでしょう。

なお、一人暮らしの初期費用については、以下の記事でも詳しく解説しています。

参考

一人暮らしの初期費用20万に抑えるコツ7選|初期費用を最低価格に抑える方法を賃貸のプロが徹底解説!ATTO!|不動産情報メディア

家具・家電付の物件であれば、家具・家電の購入費を減額でき、結果的に初期費用を節減することがで可能です。また、不動産屋としても家具・家電付の物件を紹介することにデメリットはないため、協力的な姿勢でお部屋探しをしてくれるでしょう。

「 RAGY(レイジー) 」では家具・家電付き物件の物件の取り扱いが豊富です。

賃貸物件で初期費用を交渉しやすい費用7項目

先ほどご紹介した初期費用の項目のなかで、特に交渉をしやすい費用があります。ここでは、初心者の方でも賃貸物件で初期費用を交渉しやすい項目を以下の7つピックアップします。

  • 仲介手数料 | 不動産屋に交渉することで減額
  • 敷金・礼金| 大家さんが空室を作りたくない時に可能性あり
  • 日割り家賃 | フリーレントにしてくれる可能性あり
  • クリーニング費用| 入居してから自分での掃除で減額の可能性あり
  • 消毒代 | オプションで選択できる場合は取り外し
  • 24時間サポート代 | 取り外せるかを事前に確認

すべてを交渉するのは大変なので、仲介手数料・日割り家賃のいずれかひとつと、消毒代と24時間サポート代に着目するとよいでしょう。

では、順に見ていきましょう。

仲介手数料 | 不動産屋に値引き交渉することで減額

仲介手数料は、物件の契約が決まった際に、手数料として不動産屋に支払う費用です。家賃の1ヶ月分を設定しているケースも多いのですが、業者によっては安くなる場合もあります。

実は、不動産屋は物件を紹介する際に、大家さんから掲載料や広告費などをもらっていることがあり、仲介手数料が減っても利益を確保できる場合もあるのです。

仲介手数料を1ヶ月分としている場合でも、減額できないか交渉してみる価値はあるでしょう。

なお、「 RAGY(レイジー) 」では一般的な不動産会社よりも仲介手数料が格安であるほか、キャッシュバックが得られるケースもあります。キャッシュバックが発生した場合は、初期費用を大幅に節減することが可能です。

敷金・礼金| 大家さんが空室を避けたい時に可能性あり

敷金・礼金は、初期費用の中で交渉が可能な項目です。

大家さんが空室を避けたい場合、敷金・礼金の値下げや無償化が可能なことがあります。

同じエリアの類似物件と比較して、気に入った物件の敷金・礼金が高い場合、交渉の余地があるかもしれません。

敷金は保証金として、トラブル時に備えるものです。

礼金も修繕費に充てることを想定している場合があり、無償化は基本的に困難です。

しかし、例えば敷金が家賃2ヶ月分から1ヶ月分に減額される可能性があるなど、状況によっては交渉が成功することがあります。

前家賃| 前家賃の値下げ交渉で減額

前家賃は、契約翌月分の家賃を前払いすることを指します。 前家賃も交渉が可能な初期費用です。

通常は翌月の月初または月末に支払われますが、賃貸契約時に支払いを免除する大家さんもいます。

ただし、前家賃の支払いが免除された場合、その後の支払いを適切に行わないと信用を失う可能性があります。

資金繰りに余裕がある場合のみ、前家賃の値下げ交渉を行いましょう。

日割り家賃 | フリーレントにしてくれる可能性あり

日割り家賃は、入居する月の家賃を割って実際に入居する日数分をその月の家賃として支払うものです。入居する日数が少ないほど、日割り家賃も安くなります。

日割り家賃のほかに、翌月分の家賃も前払いで支払うため、物件に入居する月の家賃は割高になります。

予算的に苦しいなどの事情を相談すれば、日割り分の家賃をフリーレント(無料)扱いにしてくれるかもしれません。

特に、入居日が月の後半であるほど交渉もしやすくなるでしょう。

ただし、見返りとして、前家賃は確実に支払うなどの誠意を示すことも重要です。

クリーニング費用| 築浅の賃貸物件であれば、減額の可能性あり

築年数の浅い賃貸物件では、クリーニング費用の割引が可能な場合があります

クリーニング費用を設定しているのが不動産会社か大家さんかにより、値下げ交渉の難易度が変わります。

不動産会社が設定している場合は、値下げ交渉が比較的容易であることが多いでしょう。

消毒代 | オプションで選択できる場合は取り外し

消毒代は、入居前の害虫駆除などを目的に行うものです。

オプションとして導入している物件もあり、取り外しができることもあります。また、類似のサービスとしてエアコンクリーニングを優良のオプションにしている物件もあります。

消毒代が不要であれば削除することで初期費用を節減できるため、前もって確認しておくとよいでしょう。

24時間サポート代 | 取り外せるかを事前に確認

24時間サポート代は、鍵の紛失や水漏れなど、入居後の住居に関するトラブルに24時間体制で対応するサービスです。物件によって、名称はさまざまです。

2年間有効で入居時に1~2万円を支払うのが相場ですが、実際のところ、そこまでサービスを利用する機会は多くないでしょう。入居期間中に、一度もサポートサービスを利用しないことも珍しくありません。

オプションに設定されている場合は、取り外すことで初期費用を節減できます。消毒代と同様、事前に扱われ方について確認しておきましょう。


総じて、賃貸の初期費用に関して交渉が可能な項目は存在しますが、

交渉の成否は大家さんや不動産会社の状況によります。

交渉する際は、適切な範囲で要望を伝え、相手の立場を理解することが重要です。

交渉が難しいものの安くできることがある初期費用3つ

賃貸物件で初期費用を交渉するうえで、交渉によっては安くできる費用を以下の3つご紹介します。

  • 火災保険料 | 保険会社を選べる場合は安いプランに加入
  • 保証料 | 連帯保証人を用意することで不要になるケースあり
  • 鍵の交換代 | ガイドライン上は貸主側が負担するのが妥当

先にご紹介した45項目よりは交渉が難しかったり、心理的な抵抗を感じやすい点に注意しましょう。

火災保険料 | 保険会社を選べる場合は安いプランに加入

火災保険は原則として加入が義務付けられています。火災のみならず、水害や落雷など幅広い災害に対する補償に対応しているため、加入して万が一に備えましょう。

物件によっては、任意の保険会社やプランを選択できるため、安いプランに加入することで火災保険料を節減できます。

ただし、管理会社によって保険会社やプランが指定されている物件も多く、変更できない場合もあります。

保証料 | 連帯保証人を用意することで不要になるケースあり

保証料は、保証会社に支払う費用です。保証会社は、家賃の滞納などがあった際に、入居者に変わって未納分を立て替え払いします。家賃の滞納がない場合でも、支払った保証料は返金されないため、初期費用のなかでも負担に感じやすい費用といえるでしょう。

物件によっては、連帯保証人を用意することで保証会社が不要になるケースがあります。前もって、親など連帯保証人になってくれる人を探しておくとよいでしょう。

ただし、近年は保証料を必須としている物件も増えています。保証料が必須の物件では、連帯保証人は無効となり、決められた保証料を支払わなくてはなりません。

「 RAGY(レイジー) 」では、担当スタッフが保証料に関しても交渉を行うため、保証料を節減できる可能性があります。

鍵の交換代 | ガイドライン上は貸主側が負担するのが妥当

鍵の交換代は入居者が負担するケースが多いですが、国土交通省のガイドラインでは、以下のように定められています。

●鍵の取替え(破損・鍵紛失のない場合)

「入居者の入れ替わりによる物件管理上の問題であり、賃貸人の負担とすることが妥当と考えられる。」

出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(平成23年8月)P21」

本来は大家さん側が負担をするのが望ましいと、国の方針で定められているのです。ただし、物件によっては入居者側が負担するケースもあり「ほかのお客様のそうしているから」などといわれると交渉しづらいかもしれません。

また、防犯上は鍵を交換したほうがより安全であるため、交換しないという選択肢にも心理的な抵抗を感じてしまうかもしれません。

鍵の交換代を節減することは、あくまでもある程度のリスクを許容できる場合に検討すべき

でしょう。

賃貸の初期費用交渉で生じる3つのデメリット

〈賃貸初期費用交渉における3つのマイナス面〉

賃貸物件の初期費用をできるだけ低く抑えたいと考えるのは自然なことですが、

交渉を行うことで生じるデメリット

もあります。

1. 時間が掛かる

賃貸の初期費用交渉が成功し、費用を削減できるケースがある一方で、交渉に時間が掛かることは避けられません。交渉をせずに賃貸契約を進める場合、契約書類の確認とやり取りだけで手続きが完了します。

しかし、初期費用の交渉を行うと、不動産会社とのコミュニケーションが増え、条件の調整や説得に心理的に消耗することがあります。

2. 繁忙期は交渉が困難

3月や4月などの引越しシーズンは、初期費用の交渉が難しい時期です。

繁忙期は多くの人が引越しを検討しており、契約が成立する件数も多く、不動産業者は交渉に強気の姿勢を取ります。値引きがなくても物件がすぐに決まるため、この時期は交渉に適していません。

また、不動産業者も忙しいため、返答が遅くなることもあります。

先ほどもお伝えしましたが、7月や8月などの閑散期には、より丁寧な接客や交渉成功の可能性が高まります

3. 交渉が過剰になると審査で不利に

初期費用の交渉が過剰になると、信用を損ない、審査に不利に働くことがあります。過度な交渉は、入居後にトラブルが発生する可能性があるとの疑念を生む原因となります。

初期費用を安くすることは魅力的ですが、不動産業者や大家さんにとっても収入源ですので、大幅な値下げは難しいです。

不動産業者や大家さんにとってもメリットがある条件を提示して過剰な交渉を避けるか、

そもそも初期費用が抑えられることをウリにしているサービスを利用することが重要です。

家賃そのものの値引き交渉は非推奨

「そもそも家賃自体を値引き交渉したほうが得なのでは?」

家賃自体の値引き交渉は果たして可能でしょうか。結論から申し上げますと、可能ではあるものの、あまりおすすめはできません。

家賃は毎月支払う費用であり、大家さんさん側にとっても大事な収入源です。一時的にかかる初期費用の減額に比べると、家賃を値下げすることは大家さんにもより大きなデメリットとなります。

交渉のハードルは初期費用の値引きよりもさらに高くなり、仮に成功したとしても月に数千円程度が限度でしょう。

支払い能力を疑われたり、大幅に心象を損ねる可能性もあります。場合によっては、契約そのものを断られてしまうかもしれません。

どうしても家賃を下げたいのであれば、築年数の古い物件や駅からの距離が遠い物件を選ぶほうが確実といえるでしょう。

また「礼金も値下げ交渉しやすい」とされることがありますが、一般の方が大家さんや管理会社との交渉するのはかなりハードルが高いと考えたほうがよいでしょう。

礼金を安く抑えたい場合は、交渉によって値下げするよりも、敷金・礼金が0円のいわゆる「ゼロゼロ物件」などを探すほうが確実です。

ゼロゼロ物件については、以下の記事でも詳しく解説しています。

参考

ゼロゼロ物件(敷金礼金なし物件)の初期費用・退去費用は?|注意点からメリット・デメリットまで徹底解説ATTO!|不動産情報メディア

RAGY(レイジー) は管理会社と交渉をし格安の初期費用を実現

初期費用の項目と交渉しやすい費用、交渉の際のポイントについてご説明しました。

初めてのお部屋探しでは、勝手がわからずに、交渉を負担に思う方もいるのではないでしょうか。

「交渉が決裂して不動産屋のスタッフに悪く思われたらどうしよう…」

「いい物件を紹介してもらえなくなるんじゃ…」

不動産屋のスタッフとの関係が悪化することに懸念を抱いてしまうかもしれません。また、交渉慣れしているスタッフにうまくはぐらかされたり、強引に丸め込まれてしまう可能性もあります。

「 RAGY(レイジー) 」では、格安の初期費用を実現します。一般的な不動産会社よりも仲介手数料が安い上、火災保険料や保証料など幅広い初期費用についても見直しを行います。

やり取りにはLINEを用い、23時まで問い合わせ可能なので、忙しい方でもじっくりとお部屋探しができます。

関東全域・大阪・京都・兵庫の物件に対応しており、初期費用を安く抑えて首都圏・関西の都市圏に進学・就職したい方にぴったりのサービスです。

また、すでに気になる物件のある方は、気に入った物件のURL、もしくは物件の見積書などを提示するだけで、担当スタッフが管理会社と交渉を行い、初期費用を節減します。

賃貸物件の初期費用の交渉は専門スタッフに任せるのがベスト

賃貸物件の初期費用は、主に10項目に費用が分かれています。初期費用について交渉を行いたい場合は、交渉しやすい費用を攻めていくのがおすすめです。

  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 消毒代
  • 日割り家賃
  • 24時間サポート代

交渉しやすく節減しやすいのは上記の5つです。

交渉の際は、物件探しの時期や交渉をしかけるタイミングなども成否に影響します。

ただし、初期費用の値引き交渉は本来かかるはずの費用の減額を求めるものです。一般の方にはハードルが高く感じられ、なかなか交渉を切り出せないかもしれません。

初期費用に関する交渉は、お部屋探しについて豊富な経験や知識を持つ専門スタッフに任せたほうがよい結果を得られるでしょう。

「 RAGY(レイジー) 」では管理会社と交渉し、火災保険料や保証料なども見直しを行うため、格安の初期費用を実現します。

専門のエージェントが交渉を行うので、交渉に際しての心理的な負担からも解放されるでしょう。

RAGY(レイジー) で初期費用を抑えて、余裕のある新生活をスタートさせましょう。

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