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女性の一人暮らしにおすすめの間取りは?| 理想の部屋の広さや間取りを分かりやすく紹介!

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女性の一人暮らしではファッションやコスメなどで、何かと身の回りのアイテムが多くなりがちです。

また、セキュリティ面を重視したい方もいらっしゃることでしょう。

「女子の一人暮らしはどんな部屋がおおすめなの?」

「女のコの一人暮らしの間取りや家賃の相場が知りたい」

女性の初めての一人暮らし、悩みや疑問は早めに解消したいですよね。

今回は、女性の一人暮らしに適したお部屋の種類や特徴などを詳しく解説しています。

お部屋を決める際のポイントをシチュエーション別にご紹介していますので、あなたに近いパターンを探してみてください。

また、お部屋を選ぶ際のチェックポイントも設備ごとに解説していますので参考にしてみてください。

ぜひ最後までご覧いただき、あなたの希望に合った間取りで快適な一人暮らしを実現させましょう。

なお、女性の一人暮らしにおすすめの賃貸サービス「RoomPa(ルムパ)」についてもご紹介します。

サービスリリースからわずか7か月で利用者累計6000人を突破した今注目の不動産賃貸サービスなので、チェックしてみてくださいね!

目次

一人暮らしに適したお部屋の間取りと家賃の目安

はじめに、一人暮らし向けのお部屋のタイプを把握しておきましょう。

一人暮らし向けのお部屋のタイプと広さや家賃の相場は以下の通りです。

お部屋のタイプ間取りの広さ家賃(東京都新宿区)家賃(東京都足立区)家賃(大阪府大阪市中央区)
ワンルーム(1R)約15~20㎡7万5,000円5万8,000円5万5,000円
1K約20~25㎡8万9,000円6万3,000円6万3,000円
1DK約28~32㎡9万6,000円7万円7万円
1LDK約35~38㎡14万3,000円8万3,000円9万5,000円

一般的にはお部屋の間取りが広くなるほど家賃も高くなります。

また、新宿区などの都心エリアはほかの地域に比べて家賃が高くなる傾向があります。

なお、一人暮らしの部屋選びでおすすめの間取りについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

参考

一人暮らしの部屋選びでおすすめの間取りは4タイプ!メリット・デメリットもご紹介!ATTO!|不動産情報メディア

タイプ別 | 一人暮らし向けのお部屋の特徴

ここからは一人暮らし向けのお部屋をタイプ別に解説します。

一人暮らしを始める際に選ばれることが多い間取りは以下の通りです。

  • ワンルーム(1R)
  • 1K
  • 1DL
  • 1LDK

それぞれにメリット・デメリットがあるので、あなたの希望と比較してみましょう。

ワンルーム | 家賃を安く抑えたい女性におすすめ

ワンルームは最もシンプルな構造のお部屋で、間取りは約15~20㎡です。

ワンルームではキッチンと居室が一体化しており、玄関からお部屋全体が見えます。

コンパクトな構造になっており、キッチンスペースが玄関と一体になっている物件もあります。

ワンルームでは、バス・トイレが分かれていないことがほとんどです。

ワンルームは以下のような女性に特におすすめです。

  • 家賃を安く抑えたい
  • 自炊は最低限でかまわない
  • 家には寝に帰るだけでよい

では、ワンルームのメリット・デメリットをさらに詳しく見ていきましょう。

ワンルームのメリット

ワンルームの大きなメリットは、ほかのタイプのお部屋に比べて家賃が安いことです。

1Kと比較しても家賃は約1万円安いため、年間で12万円もの違いがあります。

室内にドアがないため、お部屋が広く見えやすいのも特徴です。

また、お部屋がコンパクトなので空調が効きやすく、お部屋全体の温度を調整しやすいでしょう。

掃除が楽なのもメリットとして挙げられます。

ワンルームのデメリット

ワンルームは玄関からお部屋全体が見えやすいため、プライベートな空間が確保しづらいでしょう。例えば、宅配便が届いた場合、配達員にお部屋全体が見えやすくなります。

お部屋の面積との関係からキッチンが狭いことが多く、コンロが一口だったり、冷蔵庫を置くスペースがなかったりします。

また、料理のにおいがお部屋全体にこもりやすいでしょう。

玄関とお部屋の距離が近いので外気に触れやすく、夏場は暑く冬場は寒くなりやすいです。

1K | ワンルームよりも広い間取りを希望の女性におすすめ

1KのKはキッチンを指します。1Kではキッチンと居室の間にドアがあり、間取りは約20~25㎡とワンルームよりも広い物件が多いです。

1Kでは玄関を開けるとキッチン兼廊下があり、ドアを開けた先に居室があるという構造が多いです。

ワンルームに比べて収納スペースが広く、バス・トイレが分かれていることも多いです。

1Kは以下のような女性に特におすすめです。

  • お部屋を広めに使いたい
  • 自炊をしたい

では、1Kのメリット・デメリットをさらに詳しく見ていきましょう。

1Kのメリット

1Kではキッチンと居室の間にドアがあるため、プライベートな空間が確保しやすいでしょう。

ドアでキッチンを仕切れるため、料理のにおいを遮断しやすいのも特徴です。

ワンルームと比べてキッチンが広く使えるのもメリットといえます。コンロは二口以上で冷蔵庫を置けるスペースを確保できる物件が多く、自炊をしたい女性も快適にキッチンを使用できるでしょう。

バス・トイレが分かれている物件では、バスルームをより快適に使いやすくなります。

1Kのデメリット

1Kの物件はワンルームと比較して家賃が約1万円高くなるため、家計の負担が大きくなりやすいです。

キッチンと居室にドアがあることから、場合によってはワンルームよりも開放感を感じづらいかもしれません。

料理自体はしやすいものの、スペースが充分ではないことがあり、キッチンでは食事を摂りづらいことが多いです。

また、エアコンが居室に設置されていることが多いため、キッチンの温度を調節しづらいでしょう。

1DK | 本格的に自炊をしたい女性におすすめ

1DKのDはダイニングを指します。1DKの間取りではキッチンにダイニングスペースが設置されており、約28~32㎡と1Kよりも広いです。

キッチンスペースが広いため、ダイニングテーブルを置ける物件も多く、1Kよりもさらに快適に自炊がしやすいのが特徴です。

また、ダイニングスペースがあることで、キッチンスペースと寝室スペースを完全に分けることも可能です。

1DKは以下のような女性に特におすすめです。

  • 自炊を中心とした生活を送りたい
  • ゆったりと食事できるスペースがほしい

では、1DKのメリット・デメリットをさらに詳しく見ていきましょう。

1DKのメリット

1DKではダイニングスペースがあることで、食事や家事と寝室用のスペースを分離しやすくなります。

1K以下の間取りでは、寝る場所と食事をする場所が混在しやすくなりますが、1DKでは居室の役割を分けやすいのが特徴です。

本格的に自炊をしつつも、リラックスのための空間も確保しやすいでしょう。

お部屋の面積が広くなることで、収納スペースや家具を置くスペースも多くなり、荷物が多くなりがちな女性でも安心です。

余裕のある空間で一人暮らしができ、友人や恋人を呼んでも窮屈に感じることは少ないでしょう。

1DKのデメリット

1DKの物件は1Kよりも家賃が1万円前後高い物件が多いので、家賃の負担が大きくなりがちです。特に都心エリアでは10万円を超える物件も比較的多く見られます。

ダイニングスペースがあるものの、スペースがそこまで広くない物件が多いため、大きなダイニングテーブルは置きづらいかもしれません。

また、物件によっては玄関からダイニングスペースが見えやすいため、プライベートな空間が確保しづらいことがあります。

1LDK 以上| 人を呼ぶ機会が多い女性におすすめ

1LDKのLはリビングを指します。リビングがあることで室内が広くなり、約35~38㎡と余裕のある空間が特徴です。

キッチン・ダイニング・リビングが一体化した物件が多く、居室スペースを寝室専用に使うことも可能でしょう。

1LDKは以下のような女性に特におすすめです。

  • 寝室専用のスペースがほしい
  • 友人や恋人を招く機会が多い
  • 恋人との同棲を視野に入れたい

では、1LDKのメリット・デメリットをさらに詳しく見ていきましょう。

1LDKのメリット

1LDKの物件では、リビングを家事や食事用のスペースに割り当てることで、居室スペースを寝室専用にすることが可能です。

お部屋の面積がかなり広いため、収納スペースも充分で余裕をもって家具を配置できます。

こだわりをもったお部屋づくりを実現しやすく、お部屋の居心地を快適に感じやすいのが特徴です。

また、お部屋が広いことから友人や恋人を招いても空間に充分な余裕を感じやすいでしょう。

ワンルームの倍程度の広さがあることから、恋人と同棲したい女性にもおすすめです。

1LDKのデメリット

1LDKの物件は家賃の相場も高くなり、特に東京都心エリアでは家賃が10万円を超える物件も珍しくありません。

学生や新社会人にはかなり大きな経済的負担になりやすいでしょう。

お部屋の面積が広いことから、光熱費も高くなりがちで家計を圧迫しやすいです。

また、家具が少ないと室内が殺風景に感じられることがあります。

同棲も可能ですが、2LDKなどのほうがお互いのプライベートを確保しやすく、広さを中途半端に感じてしまうかもしれません。

シチュエーション別 | 女性の一人暮らしのモデルケース5選

女性の一人暮らしに適したお部屋のタイプをご紹介しました。

では、あなたに最適なお部屋はどのタイプでしょうか。

ここでは、以下のように5通りのモデルケースをご紹介します。

  • 女子大生Aさん | バス・トイレ別にこだわった1K
  • 新社会人Bさん | セキュリティを重視した1K
  • 契約社員Cさん | とことん自炊派の1DK
  • 正社員Dさん | 寝に帰るためのワンルーム
  • フリーランスEさん | 恋人との同居による1LDK

あなたの環境と比較することで、より希望に合うお部屋を探しやすくなるでしょう。

女子大生Aさん | バス・トイレ別にこだわった1K

Aさんは大学進学を機に、地方から上京することになりました。

Aさんはお風呂でリラックスすることが大好きなので、バス・トイレ別という条件は外せません。

Aさんの入居した物件の条件は以下の通りです。

  • 間取り:1K
  • 家賃:6万円
  • 駅へのアクセス:徒歩30分
  • こだわり:バス・トイレ別

ワンルームではバス・トイレ別の物件がなかったため、バス・トイレ別の1Kに入居することにしました。

家賃が高くなるぶん、大学までは自転車で通うことにします。また、自宅での食事はすべて自炊で済ませるほか、大学にも基本的にはお弁当を作って持っていくことにしました。

駅から離れた物件を選ぶことで家賃を安く抑え、自炊中心の食生活を送ることで食費を節減することができました。

新社会人Bさん | セキュリティを重視した1K

関東のある県に生まれたBさんは県内の大学を卒業後、都心にオフィスがある会社に就職が決定しました。

実家から会社までは片道で3時間以上かかるため、都内の物件に入居することになります。

Bさんの入居した物件の条件は以下の通りです。

  • 間取り:1K
  • 家賃:7万円
  • 駅へのアクセス:徒歩10分
  • こだわり:女性専用・オートロック

Bさんは過去に痴漢に遭った経験から、男性への警戒心が強く、セキュリティ面を重視して女性専用のオートロックマンションを選びます。

また、下着を外に干したくないため、浴室乾燥機つきの1Kに入居することにしました。

会社までのアクセスと月々の家賃の両方を考慮し、片道1時間で家賃が7万円の都心からは少し離れた物件を選びました。

家賃は相場よりも割高ですが、管理人が常駐していることでも不審者が寄りつきにくく、防犯面で優れている環境に満足しています。

女性専用オートロックマンションというセキュリティ性と浴室乾燥機は外せなかったため、条件を満たす1Kを選びました。

契約社員Cさん | とことん自炊派の1DK

都内の会社に契約社員として勤務しているCさんは料理が趣味です。

正社員よりも残業は少ないため、自宅でのプライベートな時間を確保しやすい環境にあります。

Cさんの入居した物件の条件は以下の通りです。

  • 間取り:1DK
  • 家賃:10万円
  • 駅へのアクセス:徒歩10分
  • こだわり:広々としたダイニング

料理が得意なCさんは会社にお弁当を持っていくほか、友人や恋人との外食を除いてはほぼすべての食事を自炊しています。

1DKなので家賃は割高ですが、駅チカの物件で会社までの片道は40分とアクセスは快適です。また、ほぼ毎日自炊しているので月々の食費は2万円に抑えられています。

給料は正社員よりも少ないのですが、食費を抑えることでカバーできています。

一人でくつろぐことはもちろんのこと、週末は恋人を招いて料理をふるまうことが多いため、広いダイニングは欠かせません。

都心の1DKに入居しているため、会社までのアクセスが快適で夜遅くまで営業しているスーパーマーケットが多い点にも満足しています。

正社員Dさん | 寝に帰るためのワンルーム

東京都心の会社に正社員として勤務しているDさんは、30歳で女性初の管理職に昇格しました。

管理職として多忙な会社員生活を送っており、自身のキャリア形成を最優先に考えています。

Dさんの入居した物件の条件は以下の通りです。

  • 間取り:ワンルーム
  • 家賃:7万円
  • 駅へのアクセス:徒歩3分
  • こだわり:駅までのアクセス時間・宅配ボックス

勤務時間が長く、食事はほとんどを外食で済ませています。遅い時間帯に帰宅することが多く、自宅では寝られて最低限の身だしなみを整えさえすればいいと考えています。

体調管理のためにスポーツジムに通っており、ジム内のスパで入浴を済ませることも多いです。

なるべく多くの時間を仕事に充てたいため、お部屋探しの際は駅までのアクセスを最優先しました。都心のワンルームで会社までは片道20分でアクセスできます。

自宅を不在にしている時間が多いので、宅配ボックス付きの物件を選びました。

外食中心の生活で家賃もワンルームにしては割高ですが、役職手当などで給料が高いため生活には支障ありません。

何よりも会社へのアクセスを重視しており、自宅にいる時間が少ないことから手軽なワンルームに入居しています。

フリーランスEさん | 恋人との同居による1LDK

美術大学を卒業したEさんは、都内のアパレルメーカーに念願のデザイナーとして就職しました。やがてEさんは、部署内の同僚である正社員の男性と、結婚を視野に入れた交際をするようになります。

周囲の目もあり、より自由な環境で仕事がしたいとも考えていたEさんは、フリーランスのデザイナーとして独立することにしました。

Eさんの入居した物件の条件は以下の通りです。

  • 間取り:1LDK
  • 家賃:13万円
  • 駅へのアクセス:徒歩15分
  • こだわり:恋人と同居できる空間

一日の大半を自宅で過ごすため、お部屋の広さや居心地は重視しました。

また、恋人と同居できる間取りを前提としてお部屋を選んでいます。お互いの荷物を持ち込んだため、家具を置くスペースも計算に入れました。

恋人である男性は引き続き会社員として勤務するため、勤務先へのアクセス面も考慮しています。

家賃の13万円は割高ですが、家賃は恋人と折半しているため、実質的には6万5,000円です。

Eさんは時間を自由に使えるため、広々としたキッチンで自炊をする機会が多くあります。

恋人にもお弁当を持たせているため、お互いの食費を節約しやすい環境です。

自宅と仕事場を兼ねた環境に恋人と同居できており、家賃の負担はむしろ一人暮らしのときより少なくなっているので満足しています。

設備別 | 女性の一人暮らしでチェックしておきたいポイント7つ

お部屋探しの際には、気になる物件の内見は欠かさないようにしましょう。

内見はあなたとお部屋の相性を見極める絶好のチャンスです。

内見時に重視するポイントを押さえておけば、物件の良し悪しを判断でき、入居後に後悔することを避けられます。

ここでは、設備ごとにチェックしておきたいポイントをご紹介します。

いま注目が集まっているオンライン内見サービスでも利用できるので、ぜひ覚えておきましょう。

オンライン内見については以下の記事でも詳しく解説しています。なお、完全オンライン賃貸サービスの「RoomPa(ルムパ)」はオンライン内見にも対応しています。

参考

オンライン内見とは?リモートでのお部屋探し・賃貸内見の手順やおすすめのWeb内見サービス7選を紹介ATTO!|不動産情報メディア

シューズボックス | 履物をすべて収納できることを確認

女性の履物は季節やシチュエーションによってバリエーションが豊富で、高さもバラつきやすいです。

  • 夏用のサンダル
  • 冬用のブーツ
  • プライベート用のスニーカー
  • 通勤用のパンプス

シューズボックスに履物が入りきらずに玄関に出したままになると、玄関先が乱雑になり履物も傷みやすくなります。

シューズボックスは、お持ちの履物がすべて収納できる高さや広さがあることが理想的です。

内見の際はメジャーでシューズボックスの寸法を測っておきましょう。

オンライン内見を行う場合も、担当スタッフにシューズボックスの大きさを測ってもらうことがポイントです。

キッチン | 家電を置けるスペースが広いと便利

自炊をしたい女性であれば、コンロは二口以上が望ましいです。

また、シンクが小さいと鍋やフライパンが洗いづらくなるので注意しましょう。

キッチンに作り付けの棚があると、食器や調理器具を収納できて便利です。

棚がない場合でも、食器棚や家電を置けるスペースがあると快適になるでしょう。

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • 湯沸かしケトル

自炊で使う機会の多い上記のような家電がすべてキッチンに収納できると理想的です。

物件によっては「キッチンに冷蔵庫は置けたけど、電子レンジは居室にしか置けない」といったケースもあります。

特に自炊派の女性はキッチンを念入りに確認しておきましょう。

バスルーム・洗面台 | 洗面台が独立しているとベター

1K以上の物件ではバス・トイレが分かれている場合も多いです。

バス・トイレ別の物件でも、洗面台が独立しているとさらに快適に感じられるでしょう。

女性はドライヤーを使用する時間が長く、メイク道具やスキンケア用品・タオル類などのアイテムが多くなりがちです。

洗面台が独立していれば、身だしなみを整えやすくなり、アイテムを収納できるスペースが増えます。

洗面台にフラットなスペースがあると、ハンドソープなどの小物が置けるのでさらに便利です。逆にボウルだけのタイプでは小物を置けないため、不便に感じやすいでしょう。

最近は三面鏡タイプになっており、鏡の裏が収納棚になっている洗面台もあります。

独立した洗面台がある物件では、内見の際に構造をしっかりと確認しておきましょう。

トイレ | ドアの位置がポイント

トイレに棚が設置されている場合、掃除用品などを収納できて便利です。

トイレのドアは廊下にあると理想的です。

例えば、洗面スペースにトイレのドアが設置されていると、洗面スペースを通らなければなりません。友人などが泊まってバスルームを使う際などに、使いづらさを感じやすいです。

また、トイレのドアは引くタイプのほうが一般的に使いやすいとされています。

押すタイプのドアは便器との隙間が狭くなることで、出入りの際に身体を回り込ませるために余計な動作が発生しがちです。スリッパなどを使う場合、ドアにぶつけやすくなります。

内見の際には、トイレ内の棚の有無やドアの位置・開く向きを忘れずにチェックしましょう。

収納スペース | 広さよりも使いやすさが重要

収納スペースは1K以下の物件では壁面に造られたタイプが多く、1DL以上の物件では人が入って歩けるスペースのあるウォークインクローゼットも見られます。

いずれのタイプも広さに注意が向きやすいですが、使いやすさという観点を持つことが重要です。

それぞれのタイプの使いやすい収納と使いづらい収納の特徴を以下の表にまとめました。

タイプ使いやすい収納の特徴使いづらい収納の特徴
壁面タイプ面積が扉の3枚分以上あるポールのほかに棚板がある押し入れタイプである(通常タイプは奥行60㎝・押し入れタイプは奥行90㎝)高さが足りないポールしかなく位置も調整できない扉を開閉すると家具に干渉する
ウォークインクローゼット形が正方形に近い高さが天井まであり棚板が備え付けられている扉が引き戸タイプ細長い(長方形タイプ)高さが天井より低い扉がドアタイプで開閉すると家具に干渉する寝室でなく廊下に設置されている

賃貸物件では分譲マンションなどよりも収納の利便性が低いことがあります。

間取り図でも確認しておくほか、内見でも念入りにチェックしましょう。

バルコニー | 向きだけでなく風通しの良さなどもポイント

賃貸サイトなどを検索する際に、お部屋の窓の向きが記載されていることがあります。

一般的に南向きは日当たりが良いイメージがありプラスの印象を持たれやすく、北向きはネガティブな印象を持たれることも少なくありません。

実際には、南向きで建物が多い眺めよりも、北向きで眺望が開けているほうが快適さを感じやすいでしょう。

洗濯物の乾く速度は風通しの影響も受けるので、日当たりと同様に風通しの良さも重要な要素です。

また、バルコニーの面積が狭いと、エアコンの室外機の風が洗濯物に当たりやすくなります。自然の風と違って、室外機の風が当たることは抵抗を感じやすいかもしれません。

内見の際は、バルコニーからの眺めや面積を確認しておきましょう。

オンライン内見の際は、スタッフに窓を開けてもらって、風通しの感覚を伝えてもらうのもよいでしょう。

入居後に家具を配置する際に、バルコニーまでの進路上に家具を設置して動線を干渉しないこともポイントです。

室内全体| 大きなキズがないかどうか

お部屋に大きなキズがある場合は要注意です。

入居時にキズが補修されておらず、大家さんや管理会社に報告しなかった場合、あなたの原因と見なされて退去時にキズの修繕費を請求されてしまうことがあります。

内見の際は室内全体をくまなく見渡しておきましょう。

オンライン内見の際は、スタッフに室内全体を確認してもらってください。

不動産業者の確認を取ることで、室内のキズが入居前のものだと証明できます。

覚えておくと便利 | お部屋の間取り図で使われる記号一覧

お部屋探しをする際に、賃貸サイトなどで物件の間取り図を目にする機会は多いでしょう。

間取り図のなかには、室内の設備を記号(アルファベット)で表記しているものがあります。

記号が指す意味を理解していないと、お部屋のイメージが湧きにくくなるかもしれません。

以下の表にまとめた記号は使用される機会が多いので覚えておくと便利です。

記号(アルファベット)内容
EVエレベーター
PS水道またはガスの配管
SIC玄関横のシューズボックス
ACエアコン
BR洋室または寝室
RFロフト
W洗濯機置き場
R冷蔵庫用スペース
UBユニットバス
WC水洗トイレ
CLクローゼット
WCLウォークインクローゼット

なお、ユニットバスとは工事の簡略化のために、あらかじめ組み立てられた浴室を表しています。

ユニットバス=バス・トイレが一体化したものというイメージを持たれがちですが、UBとWCが別々に仕切られている場合は、バス・トイレは別です。

バス・トイレが一体化したものは3点ユニット(バス・トイレ・洗面台)と呼ばれますので、混同しないように注意しましょう。

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女性の一人暮らしは希望に見合った間取りを選ぶことが重要

女性の一人暮らしは、希望に添った間取りを選ぶことが重要です。

自炊を積極的に取り入れたい女性は1K以上の物件を選ぶとよいでしょう。1Kからはバス・トイレ別の物件も多くあります。

逆に荷物が少なく、お部屋にいる時間も少ない外食派の女性や家賃を安く抑えたい女性はワンルームを選ぶとよいでしょう。

家賃は高くなりますが、自炊をさらに本格的に楽しみたい女性や友人・恋人を頻繁に招きたい女性には1DK以上の物件が適しています。

同棲をしたい女性であれば、1LDK以上の物件がおすすめです。1LDKに一人で入居するのは家賃面でハードルが高くなりやすいですが、恋人と家賃を折半することなどで負担を軽減できるでしょう。

いずれの物件に入居する場合でも、内見を行ってお部屋の状態をチェックしておくことは欠かせません。

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