ロフト付きのお部屋はやめた方がいい?| メリット・デメリット、おすすめの活用法を徹底解説!
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初めての一人暮らしで、ロフト付きの物件に興味を持ったことはありませんか?
ロフト付きのお部屋は立体感があり、うまく活用できればお部屋をより快適に使えるようになります。
「ロフトは本当に有効活用できるの?」
「お部屋にあるロフトをどう使ったらいいかイメージが湧かない」
ロフトに興味はあるものの、具体的な活用方法が思い浮かばず、ロフト付きのお部屋を選ぶ決断に至っていない方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、ロフト付き物件を選ぶ際のメリット・デメリットや注意点、ロフトの有効な活用方法について詳しく解説しています。
ロフトのデメリットを解消する方法についても解説しますので、ロフトについての知識がより深まるでしょう。
ロフト付き物件の特徴を充分に理解して、あなたらしいロフトの使い方を見つけましょう。
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ロフトとは? | 室内が二重構造になったスペース
まずはじめに、ロフトについて正確に理解しておきましょう。
ロフトとは、床と天井の間に別の床を設けて室内を二重の構造にしたものです。ロフト部分への上り下りは、ハシゴまたは階段を用います。
ロフトから天井までの高さは1.4m以下と建築基準法で定められており、中腰で歩ける程度の高さになっているものが多いです。
ロフト部分は床面積にカウントされていないため、ロフト付き物件は通常のお部屋よりも実質的に面積が広いのが特徴です。
ロフト付き物件のメリット5選
ここでは、ロフト付き物件に入居する際のメリットを以下の5つご紹介します。
- お部屋の面積が広くなる
- お部屋の雰囲気がおしゃれになる
- お部屋の天井が高く開放感がある
- お部屋の家賃がお得になる
- お部屋の用途をアレンジできる
お部屋が二重構造になることでさまざまなメリットが得られます。
お部屋の面積が広くなる
先ほどご説明したように、ロフト部分は床面積に含まれないため、通常の物件よりもお部屋の面積は実質的に広くなります。
アパートやワンルームマンションではお部屋の広さは約15~20㎡です。一般的な感覚として、一人暮らしで窮屈さを感じない広さは20㎡といわれており、アパートやワンルームマンションではお部屋を狭く感じることも多いでしょう。
特にアパートやワンルームマンションがロフト付きであれば、居室部分に収納スペースや寝る場所を確保しやすく、通常の物件よりもお部屋を広く使えます。
お部屋の雰囲気がおしゃれになる
ロフト付きの物件では、お部屋が二重構造になっているため、通常の物件よりも立体的に見えます。
ロフトが付いているだけで、おしゃれな印象を持ちやすいでしょう。
特に、ロフト付きの賃貸物件でもデザイナーズマンションは洗練されたデザインが特徴です。
お部屋のデザイン性を重視してロフト付きの物件に入居したい方には、デザイナーズマンションがおすすめです。
なお、デザイナーズマンションを探す際のおすすめサイトについては以下の記事でも詳しく解説しています。
参考おしゃれなデザイナーズ物件を扱う賃貸サイト11選|格安リノベーション物件やおしゃれな一人暮らし向けの物件の探し方ATTO!|不動産情報メディア
お部屋の天井が高く開放感がある
ロフト付きの物件では、ロフトスペースを確保するために、通常の物件よりも天井が高くなっています。
天井が高いために開放感を得やすく、お部屋を広く感じやすいでしょう。
ロフト付きのお部屋は広々とした空間に住みたい方にも適しています。
また、背の高い家具を設置しやすいのも特徴です。
お部屋の家賃がお得になる
オートロックやペット可といった条件では家賃は相場より高くなりがちです。一方、ロフト付きの物件は通常の物件と比較して家賃の相場はそれほど違いません。
ロフト付きの物件は実質的に床面積が広くなるため、家賃は通常の物件よりもお得になるといえます。
お部屋の用途をアレンジできる
ロフト付きの物件では、ロフトスペースをさまざまな目的で使用することが可能です。
例えば収納スペースや寝る場所などに用いることで、居室スペースと役割を分けやすくなるでしょう。
実際にロフト付きの物件に入居する方は、ロフトをどのように活用するかに楽しさを見出すことが多いようです。
また、お部屋の面積があまり広くない物件でも、ロフトがあることでお部屋を有効的に活用できるでしょう。
ロフト付き物件の4つのデメリット
ロフト付きの物件には、メリットと同様に以下のようなデメリットも考えられます。
- 用途を決めづらい
- 冷暖房が効きづらい
- 上り下りを面倒に感じやすい
- 電球を交換しづらい
順に見ていきましょう。
用途を決めづらい
ロフトにはさまざまな活用方法がありますが、用途が定まらないと持て余してしまいがちです。
明確な用途がない場合、ロフトの使い方も中途半端になり、メリットを充分に活かせない可能性があります。
また、ロフトは建築基準法においては収納スペースとして扱われており、居室のような役割は想定されていません。
ロフト部分にコンセントがない物件は、寝室として使いたい場合などに不便を感じやすいでしょう。
冷暖房が効きづらい
空気は下から上に上っていく性質があり、冷暖房を使った場合、床から温度が変化していきます。ロフトはお部屋の高い位置にあるため、冷暖房が効きづらいかもしれません。
また、熱はお部屋の高い位置にこもりやすいという性質があります。
ロフトは居室スペースに比べて熱がこもりやすく、特に夏場は暑くなりがちです。
上り下りを面倒に感じやすい
ロフトはお部屋の高い位置にあり、ハシゴか階段で上り下りします。
ロフトに上り下りする頻度が多いと、移動を面倒に感じやすいかもしれません。
布団などの大きな荷物を運ぶ際は特に負担になりがちです。また、掃除機を持ち運ぶのも手間がかかるため、場合によってはゴミや汚れが蓄積しやすくなります。
高い位置にあるため、誤って転落した場合はケガをする危険性があります。特に、お酒に酔った時や体調が悪い時などの上り下りには危険がともなうので、充分に注意してください。
電球を交換しづらい
ロフト付きの物件は、通常の物件よりも天井が高くなっています。
開放的な雰囲気がある一方で、電球を替える際には不便に感じがちです。
通常の脚立では照明器具まで手が届かないため、大家さんや管理会社に専用の脚立を借りたり交換してもらったりすることが多いでしょう。
電球の交換を事前に依頼する手間や交換までのタイムラグなども考えられるため、入居前に電球の交換については確認しておくことが重要です。
ロフトのデメリット解消法3つ
先ほどロフト付きの物件に入居するデメリットについてご説明しましたが、工夫次第ではデメリットを解消できます。
以下の3つの対処法は、ロフト付き物件のデメリット解消に特に有効です。
- サーキュレーターを使用する
- ハンディタイプの掃除器具を使用する
- 布団乾燥機を使用する
適切な対処をして、あきらめることなくロフト付きのお部屋に入居しましょう。
サーキュレーターを使用する
ロフトには冷暖房が効きづらく熱がこもりやすいというデメリットがありますが、サーキュレーターを使用することでデメリットを緩和できます。
サーキュレーターは直進性の高い風を送ることでお部屋の空気を循環させる装置です。
エアコンの風が当たる部分にサーキュレーターを配置しておくことで、ロフト部分にも冷暖房が効きやすくなります。
サーキュレーターは安いタイプのものは数千円で購入できるため、ロフト付き物件に入居する際にはぜひ導入しましょう。
ハンディタイプの掃除器具を使用する
ロフトは上下移動をすることから、掃除機などを持ち運ぶのが手間になりがちです。
ハンディクリーナーを使用することで、掃除機を持ち運ぶ手間を解消できます。
ハンディタイプの掃除機やクリーナーは、隙間などの細かい部分にまで手が届きやすいのが特徴です。
ロフト専用のハンディクリーナーを用意することで、手軽にロフトを清潔に保てるでしょう。
布団乾燥機を使用する
掃除機と同様、ロフトから布団を出し入れするのにも手間や転落のリスクがあります。
ロフトで布団を使用したい場合は、布団乾燥機を使用するとよいでしょう。
布団をこまめに乾燥させておけば、布団を干す手間も省けてダニの繁殖も抑えられるため一石二鳥です。
布団乾燥機は1万円前後から購入できます。特にロフトを寝室用に使いたい場合は、布団乾燥機を用意しておくことをおすすめします。
ロフトの有効な使い方5選
先ほど、ロフトのデメリット解消法についてご紹介しましたが、ロフトをどのように使うか決めきれない方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、ロフトの有効な使い方を以下の5パターンご紹介します。
- ロフトを寝室として活用する
- ロフトを収納として活用する
- ロフトを書斎として活用する
- ロフトを物干し場として活用する
- ロフトを趣味のスペースとして活用する
用途を明確にしておくことで、ロフトのメリットをさらに有効に活用できるでしょう。
ロフトを寝室として活用する
居室スペースで寝起きしていると、ついゴロゴロしてしまいがちです。何となくゴロゴロしているうちに時間が経ってしまうのはもったいないですよね。
ロフトを寝室として活用することで、居室スペースが生活空間になり、メリハリをつけやすくなるでしょう。
特に「何となくゴロゴロしているうちに一日が終わってしまった」という経験のある方は、ロフトを寝室として活用するのがおすすめです。
ただし、ロフトにベッドを置くことは難しいので、ロフトで寝起きするには布団を用いましょう。床の硬さが気になる方は、マットレスや置くタイプの畳を併用しましょう。
ロフトを収納として活用する
ロフトを頻繁に上り下りしたくない方は、ロフトを収納スペースとして活用することをおすすめします。
ロフトは高い位置にあるため、目が届きにくいのが特徴です。スーツケースや季節の衣服などを収納しておくことで、居室スペースを有効に活用できます。
掃除用具などを収納することでも、生活空間がスッキリしやすいでしょう。
ロフトの収納スペースにする場合は、使う頻度が多いものを手前、少ないものを奥に配置することがポイントです。
また、収納ケースを用いることで小物類が散らばることなく整理整頓できます。
ラベルを貼っておけば、どこに何があるかがさらに分かりやすくなるでしょう。
ロフトを書斎として活用する
ロフトを勉強や仕事のための書斎として活用すれば、オンオフの切り替えができて作業とリラックスの空間を分けやすくなります。オンライン授業や在宅勤務が多い方にもおすすめの活用方法です。
ロフトを書斎として活用する場合、天井があまり高くないため、ローテーブルや座椅子などを用意するとよいでしょう。
低めの本棚などを併用すれば必要なものをまとめることができ、上り下りの頻度を減らせます。
ロフトを物干し場として活用する
ロフトは洗濯物を干すスペースとしても活用できます。
特に一人暮らし用の物件では、室内に洗濯物を干せるスペースが限られている場合もあるので、ロフトを活用することで生活スペースを確保できます。
天窓がある物件では日光が差し込むことで、洗濯物が乾きやすくなります。
また、室内に洗濯物を干せるため、梅雨の時期やにわか雨の際にも安心です。
ロフトは目の届きにくい位置にあるため、急な来客の際にも洗濯物を片づける手間を省けます。
ロフトを趣味のスペースとして活用する
ロフトを趣味のためのスペースとして活用するのもおすすめです。
プライベート空間を確保できることで、お部屋での時間がより充実したものに感じられるでしょう。
例えば、趣味のスペースに使うには以下のような方法があります。
- 本棚やローテーブルを置いて漫画や本を読む読書スペースにする
- お気に入りの服を保管するためのドレッサーにする
- コレクションしたフィギュアを保管するほか、フィギュアの組み立て場にする
あなただけの趣味にカスタマイズすることで、ロフトでの時間が貴重なものに感じられるでしょう。
ロフト付き物件を選ぶ際の重要チェックポイント2つ
ロフト付きの物件を選ぶ際には、忘れずに確認しておきたいポイントが以下の2つあります。
- 昇降部分の形状を確認する
- 天井の高さを確認する
いずれのポイントも、入居後にロフトを使用する際の快適さを左右するので念入りにチェックしておきましょう。
昇降部分の形状を確認する
ロフトに上り下りするには、ハシゴか階段を用います。
それぞれの特徴についてご説明します。
ハシゴ型
賃貸物件で多く見られる形状です。ハシゴはスペースをあまり取らないため、お部屋を広く使えるというメリットがあります。また、取り外しができるタイプでは使わない時に立てかけられるので、さらにスペースを省けます。
ただし、踏み場が狭いなど簡素な造りになっていることがあるので要注意です。
ハシゴでロフトに上り下りするのは転落の危険性が高くなるので、ロフトを収納スペースなどに活用するのがおすすめです。
ハシゴの角度や踏み場の大きさなどは必ず確認しましょう。
階段型
賃貸物件では少数ですが、階段によってロフトに上り下りする物件もあります。
階段はハシゴに比べて安全性が高く、頻繁にロフトを使いたい場合に適しています。
ただし、ハシゴに比べてスペースを取ってしまうので、お部屋が狭くなりがちな点に注意しましょう。
階段の下が空きスペースになっている物件では、階段下に収納スペースを確保することが可能です。
逆に階段下にスペースがない場合、お部屋の面積を圧迫してしまい、お部屋が狭くなってしまいます。
天井の高さを確認する
ロフトから天井の高さは、建築基準法によって最大で1.4mと定められています。
1.4m以下の高さでは、大人がそのまま歩行するのは難しいですが、寝起きするぶんには問題ないでしょう。
ただし、通常通り立ち上がることができず、天井の高さによっては這うような姿勢で移動する必要があります。
天井の低いロフトは書斎などに利用するとストレスになりやすいため、収納スペースなどに充てるほうがおすすめです。
天井の高さによってロフトの用途を使い分けるか、必要な天井の高さがある物件を探すことが重要です。
ロフト付き物件を探す際は内見が必須
ロフト付きの物件を探す際には、内見は欠かさずに行いましょう。
内見は物件とあなたの相性を見極める絶好のチャンスです。
ロフトの状態をご自身で確認することで、あなたの希望に合うかを判断してください。
なお不動産賃貸サービス「RAGY(レイジー)」などは、内見をオンライン上で行うオンライン内見に対応しています。
オンライン内見を利用することで、現地までの移動時間や交通費を節約できるため、遠方の地域に引っ越す方には特におすすめです。
ロフト付きの物件でオンライン内見を行う際は、スタッフに以下のようなチェックをお願いするとよいでしょう。
- 階段の場合、階段下にスペースはあるか
- ハシゴの場合、取り外しは可能か
- ハシゴを上り下りした際の感覚はどのようなものか
- ロフトから天井までの高さはどのくらいか(実際に測ってもらう)
- ロフトに寝起き・立ち座り・歩行した時の姿勢はどうなるか(スタッフの身長も確認しておく)
なおオンライン内見については、以下の記事でも詳しく解説しています。
参考オンライン内見とは?リモートでのお部屋探し・賃貸内見の手順やおすすめのWeb内見サービス7選を紹介ATTO!|不動産情報メディア
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ロフト付きの物件は、室内が二重構造になっており、お部屋に開放感があることなどが特徴です。
ロフト付きの物件は床面積が実質的に広くなり、ロフトを有効活用することでお部屋をより快適に使えるという大きなメリットがあります。
一方で、ロフトには熱がこもりやすかったり大きな荷物の持ち運びが面倒だったりするといったデメリットがあるので注意しましょう。
ロフトのデメリットは、さまざまな工夫によって解消することができます。
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どのようにロフトを使いたいかを含めて、担当スタッフに遠慮なく相談してみてください。
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