仲介手数料

ゼロゼロ物件(敷金礼金なし物件)の初期費用・退去費用は?|注意点からメリット・デメリットまで徹底解説

公開日:

最終更新日:

お部屋探しの際に気になるのが、敷金・礼金などの初期費用です。

敷金・礼金が0円になる「ゼロゼロ物件」をご存知でしょうか。

「どうして敷金・礼金が0円になるの?」

「何かウラがあるのでは…」

ゼロゼロ物件について、怪しいイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、ゼロゼロ物件の仕組みについてご説明します。ゼロゼロ物件を契約する際のメリットやデメリットもあわせてご紹介します。

注意すべきポイントを押さえれば、ゼロゼロ物件をより有効に利用できるようになるでしょう。

ゼロゼロ物件を正確に知って、賢くお得なお部屋探しを実現しましょう。

ゼロゼロ物件とは? | 敷金・礼金が0円の物件のこと

ゼロゼロ物件とは、敷金・礼金がともに0円の物件のことです。1988年ごろに東京の大手不動産業者が始めたことがきっかけで広まったサービスです。人口減少により賃貸物件が供給過多になっていることから、ゼロゼロ物件は増加傾向にあります。

また、インターネットで物件をカンタンに検索できることも背景にあるといわれます。物件が手軽に検索できるようになったことで競争率が上がり、不動産業界がお得なサービスとしてゼロゼロ物件を前面に押し出すようになったのです。

敷金・礼金が0円であることから初期費用を大幅に削減でき、若年層や低所得層、非正社員などでも契約しやすい物件として人気を集めています。

敷金と礼金の違いを確認

ゼロゼロ物件によって無料になる敷金と礼金ですが、両者には大きな違いがあるので確認しておきましょう。

敷金は、入居の際に管理会社や大家に預けるお金のことです。家賃の滞納などがあった場合には敷金から未納分を充当するほか、退去時のクリーニング代などにも用いられます。家賃の滞納がなく、仮に退去時に費用が発生しない場合は、敷金は全額返金されます。退去時のクリーニング代などを差し引いた額が返金されるのが一般的です。

礼金は、物件の契約が決まった謝礼として管理会社や大家に支払うお金のことです。謝礼金なので退去時に返還されることがありません。

敷金・礼金に対する考えは地域によっても違いが見られます。東京など首都圏では「敷金2ヶ月・礼金1~2ヶ月」という物件が多く、関西地方では礼金が0円である代わりに敷金が5ヶ月以上というケースもあります。

礼金は0円になることで入居者に大きなメリットがありますが、敷金0円についてはデメリットもあるので注意が必要です。

敷金0円のデメリットについては、後ほど詳しく解説します。

ゼロゼロ物件に入居する場合の初期費用のシミュレーション

実際にゼロゼロ物件に入居すると、初期費用にどれほど影響があるかをシミュレーションしてみましょう。家賃が7万円の物件に入居すると仮定した場合、敷金・礼金が各1ヶ月の物件Aとゼロゼロ物件の物件Bにかかる費用は以下の通りです。入居日は20日と仮定し、日割り家賃は10日分として計算しています。

費用物件A物件B
家賃(管理費込み)7万円7万円
日割り家賃1万1,667円1万1,667円
前家賃7万円7万円
敷金7万円0円
礼金7万円0円
仲介手数料7万円7万円
保証料3万円3万円
火災保険料1万5,000円1万5,000円
鍵の交換代1万円1万円
合計41万6,667円27万6,667円

敷金・礼金を負担する物件Aは40万を超えているのに対して、ゼロゼロ物件である物件Bでは30万円を下回ることができました。

家賃が高いほど、ゼロゼロ物件を選ぶことで効果的に初期費用を節減できるのです。

ゼロゼロ物件は要注意? | ゼロゼロ物件のデメリット7選

一見するといいことづくめのゼロゼロ物件ですが、意外なデメリットもあります。ゼロゼロ物件のデメリットとして、以下の5つが挙げられます。

  • 不人気な物件の可能性がある
  • 違約金などが発生するケースがある
  • 退去時にクリーニング代などを請求されることがある
  • 家賃が高めに設定されている可能性がある
  • 保証料などが高額な場合がある

デメリットも正しく理解したうえで、後悔しないお部屋探しを実現しましょう。

不人気な物件の可能性がある

ゼロゼロ物件のなかには、アクセスや築年数などの条件が悪く、契約が決まりづらい不人気な物件がまぎれている可能性があります。

不動産屋や大家としては空き部屋を減らしたいために、人気のない物件であっても、ゼロゼロ物件としてアピールするのです。

また、不人気な物件は審査基準がゆるく、入居者の質があまりよくない場合もあります。

ゼロゼロ物件だからと安易に飛びつかず、駅からの距離や築年数、物件の土地柄などもチェックしておきましょう。

短期解約違約金などが発生するケースがある

ゼロゼロ物件では、入居する際に敷金・礼金を0円にするための条件を設定している場合があります。条件として設けられていることが多いのが、短期解約違約金です。例えば「契約者は入居から1年未満での解約では賃料の2ヶ月分、1年以上2年未満の解約では賃料の1ヶ月分を違約金として負担する」といったものです。

賃貸物件は契約者が退去する際に、物件のクリーニングや補修を行います。ゼロゼロ物件で入居した人が短期で解約した場合、入居期間中の家賃による利益が少なく、貸主は補修のための費用を充分に確保できません。

短期解約が頻繁に起こると、物件の状態が悪化したり家賃が極端に高くなったりします。短期解約違約金は、借りる側のデメリットを防ぐ目的でも導入されているのです。

「物件の環境が気に入らなかった」「入居者間でトラブルがあった」などの事情であっても違約金は発生します。

ゼロゼロ物件を探す際は「最低でも2年以上は住む」という意識を持つとよいでしょう。

家賃を滞納した際に厳しい対応をされるケースがある

敷金は家賃の滞納があった場合に、未納分の家賃に充当されることがあります。敷金を払わないゼロゼロ物件では、何らかの事情で家賃の滞納があった場合、すぐに家賃の支払いを請求される可能性があるのです。

極端な話ですが、家賃を滞納した翌日に鍵を交換されてしまい、物件から締め出されてしまったという実例もあります。

ゼロゼロ物件では、家賃の滞納があった場合などにトラブルに発展しやすいかもしれません。

家賃は確実に払える価格帯の物件を選び、支払日には口座に充分な金額を入れておきましょう。

退去予告期間が通常よりも長い場合がある

ゼロゼロ物件では、物件を退去することを管理会社に伝える退去予告期間が、通常の物件よりも長く設定されていることがあります。

一般的に、物件を立ち退く際は退去日の1ヶ月前までに届け出ます。ゼロゼロ物件では、退去予告期間が2ヶ月に設定されている場合があります。

退去予告期間が長いと次のようなデメリットがあります。

  • 物件の退去を決めてから次の物件を探す際に、二重に家賃を支払ってしまうことがある
  • 家賃の重複を避けたい場合、退去予告をした期間の前半はお部屋探しができない
  • 通常よりも不利な条件でのお部屋探しなので、心理的なプレッシャーを感じやすい

ゼロゼロ物件を探す際は、退去予告期間についての条件も確認しておきましょう。


退去時にクリーニング代などを請求されることがある

ゼロゼロ物件は敷金が発生せず、初期費用が安いのがメリットですが、敷金を払わないことによるデメリットも考えられます。

敷金は、前述の通り、退去時のクリーニングなどにも充当されます。ゼロゼロ物件では敷金を払わないため、退去時に敷金の代わりにクリーニング費用を請求される可能性があるのです。クリーニング代の相場はおよそ2~5万円です。

先ほどシミュレーションした例では、ゼロゼロ物件に入居した際の費用が約27万でした。ただし、退去時の費用を考慮すると結果として30万円を超える可能性があります。

ゼロゼロ物件では、入居時の費用は節約できるものの、退去時に費用がかかる可能性があることを頭に入れておきましょう。

家賃が高めに設定されている可能性がある

ゼロゼロ物件は、敷金・礼金が0円と初期費用の安さが魅力ですが、そのぶん家賃が高く設定されています。家賃を高めに設定しておくことで、敷金・礼金を回収するという意図によるものです。

月々の家賃が割高になれば、長期間住んだ場合はかえって損をする可能性があります。ゼロゼロ物件を探す際は、相場と照らし合わせて家賃そのものも確認しておきましょう。

保証料などが高額な場合がある

ゼロゼロ物件では、敷金・礼金を請求しない代わりに、火災保険料や保証料が高額になっているケースがあります。

火災保険料は原則として加入が必要で、管理会社や大家によって指定されている場合があります。

保証料は保証会社に支払う掛け金で、家賃の滞納があった際などに保証会社が未納分を一時的に立て替えるものです。火災保険料と同様、管理会社が指定しており、加入が必須になっている物件もあります。

ゼロゼロ物件では、火災保険料や保証料が高額に設定されており、結局は月々の費用が高くなってしまうケースがあるのです。

ゼロゼロ物件を探す際は、火災保険料や保険会社の加入の有無を念入りにチェックしておきましょう。

なお、「RoomPa(ルムパ)」では火災保険料や保証料を見直すことで、費用を節減できる可能性があります。

結局はお得? | ゼロゼロ物件のメリット3選

ゼロゼロ物件についてのデメリットをお伝えしましたが、メリットがあるのも確かです。ここでは、ゼロゼロ物件に入居するうえでの大きなメリットを以下の3つご紹介します。

  • 初期費用を大幅に安くできる
  • 短期間の入居であれば違約金が発生しても得をする可能性がある
  • 家賃が高い物件も狙える

順番に見ていきましょう。

初期費用を大幅に安くできる

ゼロゼロ物件の魅力は何といっても、初期費用を大幅に節減できることです。仮に、家賃が5万円の物件で敷金・礼金が2ヶ月分の物件に入居する際に、ゼロゼロ物件であれば実に20万円も初期費用を節減可能です。

物件の契約に必要な費用が浮くため、引っ越し代や家具・家電の購入費などに充てることができます。また、節減できた費用を入居後の生活費などに回すこともできます。

お部屋探しの予算に余裕がない方でも、ゼロゼロ物件で負担の少ないお部屋探しが可能です。

なお、オンラインでお部屋探しの相談からご契約までを完結できる賃貸サービス「RoomPa(ルムパ)」では、ゼロゼロ物件の情報も豊富に取り扱っています。

お部屋のご提案に加えて、専門スタッフが管理会社と交渉を行い、初期費用を節減します。

初期費用を抑えたい方でも、気軽に利用できる賃貸サービスといえます。

キャンペーンコード:T7k8y2sQ

*下記条件の場合は、キャンペーン対象外となります。

家賃(共益費・管理費含まない)5万円未満の物件
AD(広告料)150%未満の物件
他のクーポンとの併用

違約金が発生しても得をする可能性がある

ゼロゼロ物件に入居するための条件として、短期解約違約金が設定されていることがあります。定められた期間より短い期間で退去する際に、違約金として賃料の1~2ヶ月分を支払うというものです。

違約金の支払いと聞くと損をしているイメージがありますが、そもそもゼロゼロ物件では礼金などを支払っていません。

違約金が1ヶ月分であれば、入居時に敷金・礼金を払うよりも結果として支払金額は少なくなります。

意図的に短期で解約するのはおすすめできませんが、違約金が発生してもトータルの差し引きでは得をしている可能性があるのです。

グレードが高い物件も狙える

ゼロゼロ物件の魅力は初期費用の安さです。敷金・礼金にかかる費用を丸ごと削減できるため、そのぶんの費用を充てることでより家賃の高い物件に入居することも可能です。

例えば、「どうしても入居したい物件があるが家賃が予算より割高」といった場合に、ゼロゼロ物件であれば予算内で入居できる可能性があります。

なお、「RoomPa(ルムパ)」では保証料などの初期費用も安く抑えられるので、グレードの高い物件に入居したい方にもおすすめです。

ただし、ゼロゼロ物件を過信するのは禁物です。家賃の目安は収入の3分の1以下が目安となるので、ゼロゼロ物件であっても収入に対し家賃の割合が高すぎると、生活に支障をきたすでしょう。

ゼロゼロ物件のでは契約時の条件を念入りに確認することが重要

ゼロゼロ物件は初期費用を効果的に節減できるのが特徴ですが、前述の通り、注意しなければならないポイントがあります。

ゼロゼロ物件ではあらかじめ家賃が割高に設定されていることがあるほか、火災保険や保証料が加入必須となっているケースに注意しましょう。

保険会社や保証会社が指定されている物件もあり、料金が相場より高いこともあります。

契約時にはお得に思えても、毎月の支払いがかえって高額になり、結局は損をしてしまう可能性があるのです。

物件の契約の際には、家賃だけでなく、火災保険料や保証料に関する条件もしっかりと確認しましょう。

「RoomPa(ルムパ)」では一般的な不動産会社よりも仲介手数料が格安であるだけでなく、火災保険料・保証料の見直しも行うことで、業界屈指の初期費用を実現できます。

ゼロゼロ物件以外にフリーレント物件を探すのもおすすめ

ゼロゼロ物件にはいくつかのデメリットがあることをご説明しました。ゼロゼロ物件のデメリットが気になる方は、フリーレント物件を探すのもおすすめです。

フリーレント物件では、入居から一定期間、家賃が発生しません。例えば、敷金が1ヶ月の物件であっても、フリーレントで1ヶ月家賃が0円なら実質的に敷金が0円になります。

敷金には、退去時の費用が安くなり返金されるというメリットもあります。「敷金のあるフリーレント物件」という条件であれば、初期費用を抑えたまま、退去時のメリットも確保しやすいでしょう。

ただし、フリーレント物件は物件数自体が少なく、どの不動産屋でも取り扱っているとは限りません。

お部屋探しの相談時にあらかじめ「フリーレント物件を探している」ということを伝えるとよいでしょう。

なお、物件探しから契約までWEBで完結ができる不動産賃貸サービス「RoomPa(ルムパ)」では、フリーレント物件の取り扱いも豊富です。

初期費用を抑えたい方にもおすすめの賃貸サービスとなっています。

フリーレントについて詳しくまとめている記事がありますので、興味のある方は参考にしてみてください。

参考

フリーレント物件とは?|家賃無料になる仕組みからメリット・デメリット、交渉の注意点まで賃貸のプロが解説ATTO!|不動産情報メディア

RoomPa(ルムパ)とゼロゼロ物件を組み合わせると初期費用がさらにお得

ゼロゼロ物件には安い初期費用で物件に入居できるというメリットがありますが、デメリットも存在します。

ゼロゼロ物件のなかには、高額の火災保険料や保証料を設定しているものもあり、月々の費用がかえって高額になるパターンもあるのです。

ゼロゼロ物件の取り扱いが豊富な「RoomPa」では、専門スタッフが管理会社と交渉を行うことで、火災保険料や保証料についても見直しを行います。

例えば、火災保険料を見直すことで、保証内容は変えずに最安値のプランに切り替えた実例があります。

初期費用を格安にできるため、ゼロゼロ物件で安くなった費用からさらに値引きすることも可能です。

23時までの問い合わせに対応しており、やり取りにはLINEのチャット機能を用います。部屋探しの相談から契約まで全てWEB上で完結することができるため、忙しい方でも気軽に利用でき、スピーディーなお部屋探しができます。

また、 すでに気になる物件のある方は、気に入った物件のURL、もしくは物件の見積書などを提示するだけで、担当スタッフが管理会社と交渉を行い、初期費用を節減します。

ゼロゼロ物件のメリットをさらに増幅できる、頼れる賃貸サービスといえるでしょう。

キャンペーンコード:T7k8y2sQ

*下記条件の場合は、キャンペーン対象外となります。

家賃(共益費・管理費含まない)5万円未満の物件
AD(広告料)150%未満の物件
他のクーポンとの併用

ゼロゼロ物件はデメリットも正しく理解することが重要

初期費用を大幅に節減できるゼロゼロ物件は魅力的なサービスですが、いくつかのデメリットもあります。

入居時にはお得に思えても、入居中や退去時に予想外の費用がかかってしまい損をしてしまうかもしれません。

今回ご紹介したデメリットも正しく理解したうえで、ゼロゼロ物件を利用するとよいでしょう。

RoomPa(ルムパ)では、仲介手数料が相場よりも安いだけでなく、火災保険料や保証料の見直しを行うことで格安の初期費用を実現できます。

ゼロゼロ物件の取り扱いも豊富であるため、ぜひ、ゼロゼロ物件に興味のある方は、RoomPaを利用することを検討してみてください。